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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア シュトルーヴェの測地弧 ・ウィキペディア アラトルニオ教会 ・ウィキペディア Tornio ・シュトルーヴェの測地弧案内 ・スカンジナビア政府観光局 ・フィンランド政府観光局 ・在日フィンランド大使館 <地図表示> シュトルーヴェの測地弧(トルニオ)付近 |
フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・ウクライナ・エストニア・ベラルーシ・ モルドバ・ラトビア・リトアニア・ロシアの10カ国共同登録 : 登録年 2005年
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19世紀の初めに、ドイツ生まれの天文学者であるフリードリヒ・ジョージ・ヴィルヘルム・シュトルーヴェが、地球の正確な形およびサイズを決定するために三角測量の技法を使用することを思いつきました。すでに16世紀には地球は丸いと考えられていました。17世紀の初頭アイザック・ニュートンは極のあたりは平らかも知れないという説を出していました。そして18世紀にラップランドとペルーへ送られた遠征隊は、この理論が正確であることを証明しました。 ストルーベの測地学の弧として知られている三角測量の測定は、1816年から1855年に行われ、260あまりの三角地点をポイントとしています。最も北のポイントは、ノルウェーおよびウクライナの黒海の近くから、最も南のポイントはブカレストの近くまであります。そのうち34のポイントが保護対象として選ばれ、その内6ポイントがフィンランド共和国にあります。なお、当時の測量結果は、現在のGPS衛星による測量と比しても、ほんの数ミリの誤差しかない優れたものでした。
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