古代都市ウシュマル

メキシコ合衆国
登録年:1996年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2003年3月



  メキシコの東部ユカタン半島に古代都市ウシュマルがあります。 周りを深い森林に覆われた丘陵地帯に遺跡は眠っています。 このマヤ遺跡は西暦600年~900年頃にかけて建設されました。 遺跡群の中でもひときわ目立つのが"魔法使いのピラミッド"と言われるピラミッドです。 "魔法使いのピラミッド"は魔法使いの老婆が大切に暖めた卵から生まれた"こびと"が一夜で築いたと言い伝えられています。 このピラミッドは頂が平らなマヤ建築プウク様式の最高峰です。 ウシュマル遺跡にはその他にも多数の建築物が残っており、後に侵略してきたスペイン人たちは"尼僧院"、"総督の館"などの吊前を遺跡に付けました。 また、中庭にはサッカーのような球技が行われた球戯場もあります。 プウク様式の特徴のひとつは外壁上部を覆いつくす彫物で、幾何学文様や格子文様が壁面を覆い尽くしています。 雨の神"チャック"や羽毛のあるヘビ"ククルカン"の彫物も多く、一方、外壁下部はシンプルなつくりで、上下を隔てる水平な石版が埋められています。 この造り方がプウク様式の典型であり、美しい構造建築を生み出しています。 ウシュマルが栄えたのはマヤ古典期文明の終末期でした。 このマヤ遺跡では10世紀頃、忽然と人々はいなくなりました。 その原因は他の遺跡と同様、上明です。

 ・遺産の概要説明
 ・ウィキペディア ウシュマル
 ・ウィキペディア マヤ文明
 ・ウシュマルに行こう!
 ・Uxmal on mayaruins.com
 ・Uxmal Ruins
 ・メキシコ合衆国観光案内

 ・在日メキシコ合衆国大使館



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