スオメンリンナの要塞群

フィンランド共和国
登録年:1991年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2015年09月



 フィンランドの首都ヘルシンキの沖に6つの小島があります。 当時この地を支配していたスウェーデンがロシアの侵攻を防ぐため、1772年、スヴェアボリという名の要塞をめぐらせました。15世紀に大砲が発達して以来、防御壁の形態は「城と城壁」の形態から、大きく変わり、地形にまぎれるように低く見えにくい防御壁となりました。この地の要塞はその典型といわれています。その後、1808年にロシアがこの地を占領し、要塞はロシアの駐屯地となっていましたが、フィンランド独立に伴い、1920年、要塞の名は「武装解除」を意味する「スオメンリンナ」と改められ、軍事使用は廃止され、現在は文化センターとして利用されています。

 ・遺産の概要説明
 ・スオメンリンナ要塞衛星写真
 ・ウィキペディア スオメンリンナの要塞
 ・スオメンリンナHP
 ・フィンランド政府観光局

 ・在日フィンランド大使館



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