サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群

ロシア連邦
登録年:1990年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2018年09月



  帝政ロシアの首都として栄えた都市、サンクト・ペテルブルグ。バルト海に面し、ネヴァ川沿いにあるこの都市は、西欧先進国の文化の取り入れ口として、1712年に、当時のピヨトール大帝(1世)の下で、新首都として完成しました。その後、ピヨトール3世の妻が女帝エカテリーナ2世として即位。このエカテリーナ2世の時代、繁栄が極まり、冬宮(現在のエルミタージュ美術館)を建て、世界各国から多くの美術品を収集しました。これが、現在のエルミタージュ美術館の保有美術品原点となりました。その後、1917年にロシア革命が起こり、首都はモスクワに戻り、名前もレニングラードに変わりました。しかし、社会主義政権の崩壊とともに、再び、サンクト・ペテルブルグの名がこの都市に戻りました。歴史が大きく動いてきた中で、北のベニスといわれる水の都は、昔と同じ静かなたたずまいを留めています。

 ・遺産の概要説明
 ・サンクト・ペテルブルグ衛星写真
 ・ウィキペディア サンクトペテルブルク
 ・ウィキペディア エルミタージュ美術館
 ・エルミタージュ美術館
 ・ロシア政府観光局
 ・在日ロシア連邦大使館



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