厳島神社

日本国
登録年:1996年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2013年10月



 厳島神社は広島県廿日市市にある宮島にあリます。ここ安芸の宮島(別吊厳島)は松島、天橋立とならぶ日本三景の一つでもあります。世界遺産としては厳島神社と背後の弥山の原始林が登録されています。宮島はその島そのものが古来より信仰の対象となっていました。その創建は推古天応が即位した1168年と言われ、現在の姿に整えられたのは平清盛の時代です。平安時代の寝殿造りの様式をたくみに取り入れつつ、海上にせり出した独特の様式は世界的にも類を見ない建築様式です。また、台風等による高波や風にも耐え、波間に浮かぶ建築技法や、海水の侵食に耐える技法は独特のものを持っています。 ここでは、大鳥居を中心に掲載しました。大鳥居は1950(昭和25)年10月修理工事が起工し、根継(6 本)・屋根葺替・塗装工事が行われれ1951(昭和26)年5月に竣工しました。その内の鳥居柱については、次の場所から運ばれた木を使いましたが、列車で運ぶには大きすぎたため一部は分割されて運ばれたそうです。西主柱:(佐賀県佐賀郡鍋島村池ノ上)は根元に継木。継手は上の貫下から下の貫下に到る長さ約11 尺5 寸にわたる金輪継としたそうです。東主柱:(福岡県久留米市)は一本ものとしたそうです。各控柱:根継方式で上部を杉材、下部を楠材とし、継手は梁行方向に目違立て、これに直角方向に表面だけ目違立てとし、基礎は千本杭としました。

 ・遺産の概要説明
 ・厳島神社衛星写真
 ・ウィキペディア 厳島神社
 ・日本の世界遺産.com(厳島神社)
 ・宮島観光公式ページ
 ・広島観光HP


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