メンフィスとその墓地遺跡 ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯

エジプト・アラブ共和国
登録年:1979年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2006年5月



 かつてナイル川は定期的な氾濫の恵みで肥沃な土地でした。 この地は紀元前2680年頃から紀元前2200年頃までエジプト古王国が栄えました。 当時の首都メンフィスの墓所としてサッカラに最古のピラミッドが作られました。 その後ファラオ(国王)の権力が増すにつれ、次第に巨大なピラミッドとなって行きました。 当時、ピラミッドの頂には金銀のキャップストーンが飾られ、光り輝いていました。 そして第4王朝のクフ王の時代に、高さ146m、一辺の長さ230mのエジプト最大のピラミッドが造られました。 石の数は230万個と言われます。 またその近くには国はカフラー王、メンカウラー王のピラミッドが並び、ギザの3大ピラミッドと言われます。 また、クフ王のピラミッドの近くからは”太陽の船”と言われる船の遺構等も出土されています。 紀元前30年頃、3000年にもわたり独自の文明を栄華したエジプトも”クレオパトラ”の努力も無なしく終焉を迎えることとなりますが、古王国時代のピラミッドは今も多くの人を魅了し続けています。

 ・遺産の概要説明
 ・ピラミッド衛星写真
 ・ウィキペディア メンフィスとその墓地遺跡
 ・ウィキペディア ギーザ
 ・ウィキペディア ダハシュール
 ・ウィキペディア 三大ピラミッド


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