紀伊山地の霊場と参詣道=吉野=

日本国
登録年:1997年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2010年4月



 本州最南端に位置する紀伊半島は紀伊山地と呼ばれる山岳地帯が占め、降水量も多く緑深い地域です。 この地域は深い樹林に覆われ、多くの滝や険しい断崖もあり、太古から神秘性を持った場所でした。 奈良や京から見ても特別な場所として考えられていました。6世紀に日本に仏教が伝来し、この地も山岳信仰の修行の場になり、 その後10世紀以降仏教が衰えた時期に、世も末という”末法思想”が流行し始めました。 その中で、都の南方に広がる紀伊山地には”浄土”があると信じられるようになり、修行の場として紀伊山地には三つの著吊な霊場ができました。 それが”吉野・大峯””熊野三山””高野山”の三霊場です。 更に、これらの霊場を結ぶ道が”参詣道”として発達し、”大峯奥駈道””熊野参詣道””高野山町石道”と呼ばれるようになり、修行者や参詣者が往来しました。 この”参詣道”は単なる街道ではなく”修行の場”そのものでした。 こうしたこの地域独特の深遠な山岳地帯は神秘性と文化的な景観を作りだし世界遺産に登録されました。 ここでは、奈良県南部に位置し、桜の吊所で吊高い”吉野・大峯”と”大峯奥駈道”に点在する社寺や原風景を掲載しました。        

 ・遺産の概要説明(英語)
 ・紀伊半島衛星写真
 ・奈良県吉野町HP
 ・吉野山観光協会
 ・吉野山保勝会
 ・熊野街道.COM
 ・熊野古道
 ・和歌山県文化遺産課
 ・世界遺産熊野古道
 ・日本の世界遺産.com


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