ブリッゲン

ノルウェー王国
登録年：1979年
撮影者：S.Kinoshita
撮影年月：2015年09月



ノルウェーのベルゲン旧市街、ヴォーゲン湾に面したブリッゲン地区は、三角屋根の木造の建物が並ぶ倉庫群です。ブリッゲンはノルウェー語で埠頭という意味で、ハンザ同盟時代 ドイツ人街だったこの地区にはカラフルで奥行の深い木造倉庫がならんでいます。倉庫は物資、とくに北方ノルウェーからの魚とヨーロッパからの穀物で満たされていました。建物と 建物の間の通路を入って行くと、奧にはさらに建物が組み合わせて建てられているという、おもしろい構造になっています。1702年の火災で、それ以前の建物は消失してしまいました が、すべて元通り修復されました。しかし1955年に再び火災に見舞われ、いくつかの建物を失っています。現在はレストランやブティックが表側に、奧は芸術家の工房として使用され ています。2階にあるレストランなどは、昔ながらに窓から滑車を利用して、荷物の揚げ下ろしをしています。建物の間の路地に入り、ハンザ都市として繁栄した当時が偲ばれる家並を 探索し、当時の記録を残す博物館などを訪れながら、ゆっくりと散策を楽しみたいエリアです。

　・遺産の概要説明
　・ウィキペディア　ブリッゲン
　・ウィキペディア　ベルゲン
　・スカンジナビア観光局　ブリッゲン
　・スカンジナビア観光局
　・駐日ノルウェー王国大使館


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