アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群

イタリア共和国
登録年:2000年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2002年7月



イタリア中部、トスカーナ地方の町アッシジ。 町の歴史は古く、ローマ時代の遺跡も残っています。 町の城壁や建物はピンク色の石で作られており、ワイン畑の多いこの地方の緑の木々の中に美しい風景をかもし出しています。 この町は、キリスト教の聖人に列せられている聖フランチェスコの町として有吊です。 フランチェスコは13世紀の初頭にこの地の裕福な家に生まれ、戦士となりましたが捕虜となり、熱病に冒された時に、神の啓示を受け、清貧こそが神への道と知りました。 彼の教えに共鳴した多数の人々が帰依し、フランチェスコ会を作り、会員は6万人にも達しました。 現存するサン・フランチェスコ聖堂は彼の死後、2年後に建てられました。 また、彼の説教に感銘し、すべてを投げ出し帰依した、貴族の令嬢クララが女子修道院を創設しました。 彼女を祀るサンタ・キアラ修道院聖堂はピンクと白の2色の石を使った縞模様の美しい聖堂です。 この町は今も静寂の中に聖人の思いが受け継がれています。

 ・遺産の概要説明
 ・アッシージ衛星写真
 ・ウィキペディア アッシージ
 ・ウィキペディア フランチェスコ
 ・イタリアンネット
 ・在日イタリア共和国大使館
 ・イタリア政府観光局


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