アンコール (周辺の遺跡群)

カンボジア王国
登録年:1992年
撮影者:S.Kinoshita
撮影年月:2005年5月



 アンコール遺跡群には、アンコール・ワット、アンコール・トムの2大遺跡の他にも多くの遺跡があります。 その主なものは6箇所。 ①タプロム:アンコール・トムを造営したジャヤヴァル7世が母親の霊を祭るために造った寺院。今は巨大な溶樹(スポアンの木)が大蛇のように根を這わせ、寺院の建物や壁を覆いつくし、寺院を自然に返そうとしています・・・。 ②スラスラン:ジャヤヴァル7世と王妃が沐浴するために造られた、700m×300mもある巨大な人口湖です。 ③タケウ:アンコール・ワットの5つの塔の原型になったと言われる寺院です。 ④プリヤカーン:ジャヤヴァル7世が父親の菩提寺として建立した寺院ですが、今は自然と人為的な破壊の度合いが激しくなっています。 ⑤ニャックポアン:ジャヤヴァル7世が造った「病を治すための池《です。中心に大きな池、その周りに4つの池を配しています。祈祷師の家があり、患者は祈祷師の占いの結果、病気を治すため、いずれかの池に入ったと言われています。 ⑥タソム(バンテアイクディ):僧坊の砦の意味で、僧侶の学問の場だったと考えられているが、崩壊が激しくなっています。 ・・・・ 巨大なアンコール遺跡群にはこの他にも、多くの遺跡がありますが、自然と内戦の結果、破壊が進んでしまっています。また、まだ未発掘の遺跡もあると言われています。

 ・アンコール遺跡パノラマ
 ・アンコール遺跡群写真集
 ・アンコールワット写真集
 ・上智大学アンコール遺跡国際調査団
 ・カンボジアウォッチ
 ・在日カンボディア大使館


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