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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア 三清山 ・Virtual China ・中国観光局 ・中華人民共和国大使館 <地図表示> 三清山付近 |
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上海の南西480kmに位置する懐玉山脈の中の「玉京峰」「玉虚峰」「玉華峰」の三峰を「三清山」と呼びます。
三峰の中では「玉京」が最高峰であり約1820m、「玉虚」の約1770m「玉華」の約1750mと続きます。
ここは、仙人が暮らすといわれる道教の聖地で、現地では「サンチンシャン」、日本語では「さんせいざん」と呼びます。
この地域は立地条件の悪さや公共交通手段の整備の遅れなどから、未だに森閑とした空気を保っています。
古くはこの地で「不老不死の薬」が作られていたとの言い伝えがあります。
王鑑という唐代の信州太守がこの三清山の地で隠棲生活を送り、その末裔の「王霖」によって道教寺院が建てられました。
その後も末裔たちによって、三清山は道教の聖地である「洞天福地(どうてんふくち)」として整備されていきました。
数多くの寺院はもとより、この峰峰の仙境ぶり、奇岩の数々、そして奇岩をものに例える能力のすごさに驚かされます。
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