Archaeological Park and Ruins of Quirigua
<リンク集>
 ・遺産の概要説明
 ・ウィキペディア キリグア
 ・Quirigua
 ・Quirgua Photo Gallery
 ・グァテマラ日本人学校
 ・在日グアテマラ共和国大使館

<地図表示>
  キリグア遺跡公園付近
キリグア遺跡公園 グアテマラ共和国 : 登録年 1981年

撮影者:J.Kinoshita (チャイ雑貨 茶窓)
撮影年月:2003年9月
  中央アメリカ、グアテマラ西部にキリグア遺跡公園はあります。この遺跡は、現在はバナナ農園の中央部にあります。西暦200年頃からこの地で街が形成され始め、特に西暦730年頃、カワク・スカイ王の統治の時代に大きく発展しました。中央広場には神殿・宮殿・球戯場など多くの建築物が建てられましたが、今はその建物群は見られず、10あまりの石碑が残るだけです。石碑の中には、土の埋まった部分も含めると高さ10mにも及ぶものもあり、カワク・スカイ王のものと見られる石碑もあります。石碑には、ヒエログリフ文字や文様が刻まれており、カエル、カメ、ヘビなどの獣形神と呼ばれる石碑も多くあります。マヤ人は金属の利用を知らなかったため、金属に代わるものとして、きわめて硬い黒曜石が珍重されました。この黒曜石はこの地を流れるモタダワ川で採れ、当地の繁栄にも繋がりましたが、カワク・スカイ王の死後、急速に衰え9世紀には滅び去りました。