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オランジュのローマ劇場と凱旋門
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・オランジュのローマ劇場パノラマ
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オランジュ付近
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南フランスの町オランジュ。ここは紀元前１世紀頃、ローマ帝国が支配しアラウシオと呼ばれていました。今でも当時の遺跡がほぼ完全な形で残ることで有名です。特に、当時の支配者だったアウグスティヌス帝の頃建てられたローマ劇場はローマ世界の中劇場遺跡の中でも最も保存状態が良く、今でも音楽祭が行なわれます。舞台の背後の壁は高さが３７メートルもあり、音響効果に優れ、舞台の声が観客席にも明瞭に届く仕組みとなっています。また、舞台中央には大理石造りの巨大なアウグスティヌス帝の像があり、観客を見据えています。「凱旋門」は、アルルとリヨンを結ぶグリッパ街道にあり、古代ローマ人オ偉業を称える彫刻も美しく残っています。
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