The Lines and Geoglyphs of Nasca and Pampas de Jumana
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  ナスカとフマナ平原の地上絵
 
ナスカとフマナ平原の地上絵 ペルー共和国 : 登録年 1994年

撮影者:Kawakami Yoshikuni 撮影年月:1980年8月
   ペルーの首都リマの南400km、乾燥した海沿いの台地ににナスカとフマナの地上絵があります。地上絵の描かれている台地は450平方kmにも及びます。紀元前500年から西暦500年の間にこれらの巨大な地上絵は描かれました。トカゲ・シャチ・サル・イヌ・クモ・ハチドリ・コンドルなどの生き物から植物、そして宇宙人似た絵まで、多数描かれています。小さいものでも30m、大きいもので135mもあります。これらの地上絵は、地上300mから見ないと、その全体像が見えないため、かつては宇宙人が描いたものと言われていましたが、今では、古代ナスカ人が農業信仰における天文学的な意味を持つ儀式のために描いたのではないかと言われています。いずれにしろ、ロマンを掻き立てられる壮大な絵です。