Archaeological Ruins at Moenjodaro
<リンク集>
 ・遺産の概要説明
 ・ウィキペディア モヘンジョダロ
 ・ウィキペディア インダス文明
 ・Pakistan Virtual Library
 ・パキスタン観光局
 ・駐日パキスタン大使館

<地図表示>
  モヘンジョダロ付近
 
モヘンジョダロの遺跡群 パキスタン・イスラム共和国 : 登録年 1980年

撮影者:J.Kinoshita (チャイ雑貨 茶窓)
撮影年月:2000年2月
   モヘンジョダロは紀元前2600年から紀元前1800年の間に栄えたインダス文明の最大級の都市遺跡です。最大で4万人近くが暮らしていたと推測されています。モヘンジョダロという名前は現地の言葉で「死の丘」を意味し、廃墟となってしまっていたこの場所を名づけたもので、元の名前は分かっていません。遺跡は、東西南北に焼成煉瓦で敷き詰められた直線道路が伸び、沐浴施設・二階建ての住宅・井戸など煉瓦造りの大規模な構造物が並び、しかもそれらは緻密に計画されて配置されていました。幅9mの道が南北に走り、街は碁盤の目のように区画されていました。焼成煉瓦で造られた街は上下水道も整備され、生活排水を流す排水溝は街の至る所に張り巡らされていました。モヘンジョ=ダロは4,500年以上も前に作られた水を巧みに利用した高度な計画都市で、人々はインダス川の水を利用し、農業も盛んに行っていました。