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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ルイス・バラガン衛星写真 ・ウィキペディア ルイス・バラガン ・ルイス・バラガンHP ・ルイス・バラガン紹介 ・メキシコ合衆国観光案内 ・在日メキシコ合衆国大使館 <地図表示> ルイス・バラガン邸付近 |
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メキシコシティに住み、活躍した建築家ルイス・バラガン(1902〜1988)。彼は20世紀を代表するメキシコ近代建築の巨匠です。バラガンはメキシコで多くの建築設計を行ないましたが、特に1940年前後に造った個人邸宅群、中でも本人自身が終の棲家とした邸宅は、彼の才能を凝縮させた建築物です。した終の棲家でもありました。ルイス・バラガンの建築物にはメキシコの強い太陽が欠かせませんでした。バラガン邸は、光の館と言われます。バラガンはメキシコの太陽の様々な表情を、建築物に取り込む仕掛けにこだわりました。玄関から、階段ホール、各部屋にメキシコの太陽が入り込み、壁のピンク色に反射して光が広がります。また、空間ごとに異なる光の表情を演出しています。ピンク色は花を愛したインディオの色です。一年中、うっそうとした植物が茂る庭を、強い西日が突き抜け、居間に降り注ぎます。メキシコの太陽を愛し、西洋の近代建築に融合させようとした巨匠の斬新な試みが、世界遺産にまでなったのです。
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