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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア ドロットニングホルム宮殿 ・ウィキペディア カール11世 (スウェーデン王) ・ウィキペディア ドロットニングホルム宮廷劇場 ・ドロットニングホルム宮殿 ・スウェーデン観光局 ・スウェーデン観光文化センター <地図表示> ドロットニングホルム宮殿付近 |
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撮影年月:2015年09月
ドロットニングホルム宮殿は、スウェーデン・ストックホルム郊外のローベン島にある離宮です。
この宮殿は、スウェーデン王カール11世の母后ヘトヴィヒ・エレオノーラの命によって1662年に建設が始められ、庭園にバロック様式を採用して1686年に完成しました。
「ドロットニングホルム」 はスウェーデン語で 「王妃の小島」 を意味します。この宮殿は、1744年に結婚したホルシュタイン=ゴットルプ家のアドルフ・フレドリク
とプロイセン王女ロヴィーサ・ウルリカに結婚祝いとして、当時のスウェーデン国王フレドリク1世からプレゼントされました。この時スウェーデン・バロック音楽の
作曲家ユーハン・ヘルミク・ルーマンが 「ドロットニングホルムの音楽」 を作曲し、祝典を盛り上げました。
ウルリカは啓蒙主義思想を持つ優れた才女で、彼女の手によってドロットニングホルム宮殿はさらなる発展を遂げ、ギャラリーや図書館、大掛かりな舞台装置の整った劇場が増築され、
スウェーデンにおける啓蒙時代を作り上げました。また、中国文化への強い興味も持ち、中国風宮殿も作られました。ウルリカの息子で1771年に国王となったグスタフ3世もドロット
ニングホルム宮殿を愛し、華やかな文化活動が行われました。
グスタフ3世は毎年この宮殿で演劇や舞踏会などを催し「ロココの時代」 と呼ばれました。グスタフ3世は仮面舞踏会の夜、凶弾に倒れ、次第に使われなくなりました。
しかしそのために、王領地の自然は保たれました。1982年に現国王カール16世グスタフは、ストックホルム旧市街の王宮から環境のよいこの地に王家の住居を移し、今も居宅と
しています。
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