|
<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア カルタヘナ ・ウィキペディア コロンビア ・カルタヘナ案内 ・Lonly Planet:Colombia ・コロンビア観光省 ・在日コロンビア大使館 <地図表示> カルタヘナの港付近 |
|
カルタヘナ(正式名称はカルタヘナ・デ・インディアス)はコロンビア共和国北部、カリブ海沿岸に位置するボリーバル県の首府です。16世紀以降、スペイン人がインカ帝国を滅ぼして以来、スペイン帝国の最も重要な投錨地として発達し、南米各地で強奪した金やペルー、アルト・ペルーのポトシ銀山の銀、エメラルドをはじめとするアメリカ大陸の産物の輸出港となり、南米北部の奴隷貿易の中心地ともなりました。その富が、カリブの海賊たちや他国の標的になりやすいため、石灰岩(サンゴ石)の壁を造りました。かくしてカルタヘナは17世紀から18世紀にかけて繁栄の絶頂期を迎えた。この富む町に目を付けたカリブの海賊達は同港からスペインへの輸出を妨害し略奪に走りましたが、カルタヘナは海賊の攻撃に良く耐え、アフリカ人奴隷達の労働力により難攻不落の港の建設しました。こうした防衛施設をはじめとしてスペイン植民地時代の様々な歴史的建築物が数多く現存しており、今では多くの観光客が来る町となっています。
|
|