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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア フィンボス ・ウィキペディア テーブルマウンテン ・ウィキペディア Table Mountain National Park ・ウィキペディア 南アフリカ共和国 ・南アフリカ観光局 ・在日南アフリカ大使館 <地図表示> テーブルマウンテン付近 ケープ半島国立公園付近 |
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撮影年月:2017年05月
ケープタウンのある南アフリカ共和国西ケープ州に帯状に分布する自然の灌木植生地域はフィンボスと呼ばれ、
主として地中海性気候の、冬に雨の多い海岸から山岳にかけての地域です。
フィンボスには約5000種の固有種を含む8000種以上の植物があり、世界六大植物区と言われる植層群の中では最小だが、
面積あたりの豊かさという点では随一です。例えば、エリカ属はフィンボスには600種生えているが、
世界のほかの地域ではわずかに26種しか見られません。
また、フィンボスの面積とオランダの面積はほとんど同じですが、フィンボスには8000種に対しオランダは1400種の植物しかありません。
更に、ケープタウンのテーブルマウンテンには1470種が成育しているが、これはイギリスの全植物種を上回っています。
フィンボスの珍しい植生は「ケープ植物区保護地域群」の名で2004年(2015年に地域拡張)にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
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<BGM> 空飛ぶ風船 |