Cape Floral Region Protected Areas
<リンク集>
 ・遺産の概要説明
 ・ウィキペディア フィンボス
 ・ウィキペディア テーブルマウンテン
 ・ウィキペディア Table Mountain National Park
 ・ウィキペディア 南アフリカ共和国
 ・南アフリカ観光局
 ・在日南アフリカ大使館

<地図表示>
  テーブルマウンテン付近
  ケープ半島国立公園付近
ケープ植物区保護地域群 南アフリカ共和国 : 登録年 2004,2015年

撮影者:J.Kinoshita (チャイ雑貨 茶窓)
撮影年月:2017年05月
  ケープタウンのある南アフリカ共和国西ケープ州に帯状に分布する自然の灌木植生地域はフィンボスと呼ばれ、 主として地中海性気候の、冬に雨の多い海岸から山岳にかけての地域です。 フィンボスには約5000種の固有種を含む8000種以上の植物があり、世界六大植物区と言われる植層群の中では最小だが、 面積あたりの豊かさという点では随一です。例えば、エリカ属はフィンボスには600種生えているが、 世界のほかの地域ではわずかに26種しか見られません。 また、フィンボスの面積とオランダの面積はほとんど同じですが、フィンボスには8000種に対しオランダは1400種の植物しかありません。 更に、ケープタウンのテーブルマウンテンには1470種が成育しているが、これはイギリスの全植物種を上回っています。 フィンボスの珍しい植生は「ケープ植物区保護地域群」の名で2004年(2015年に地域拡張)にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。


<BGM> 空飛ぶ風船