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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・360度パノラマ写真 ・ウィキペディア ビブロス ・ウィキペディア ビブロス文字 ・ウィキペディア レバノン ・レバノン大統領府 ・在レバノン日本国大使館 <地図表示> ビブロス付近 |
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撮影年月:2011年1月
ビブロスは、レバノンの首都ベイルートから北へ約30kmにある地中海沿岸の都市です。「ビブロス」はギリシャ人がつけた呼び名で、本来は「グブラ」のちに「ゲバル」、現在はジュベイルと呼ばれています。ビブロスは、紀元前3000年頃、フェニキア人の発祥の地として有名で、古代にはフェニキア人の都市として栄えました。アルファベットの元になったフェニキア文字もこの地で生まれました。フェニキア人は、ビブロスの東、レバノン山脈に自生するレバノン杉を伐採。この木材から船を作り、杉から取れる油をエジプトへ輸出、地中海貿易の主役へと躍り出ました。後に、ローマ帝国の支配下に入り、12世紀には、十字軍を迎え撃つべく要塞化されました。その後は、ベイルートなどに交易の拠点の地位を奪われ、衰退の道をたどりました。この地には、十字軍が12世紀頃建てた城や聖ヨハネ洗礼教会、フェニキア時代の集落遺跡、ローマ時代の街やローマ劇場等の遺跡が残っています。
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