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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・ウィキペディア 降誕教会 ・ウィキペディア ベツレヘム ・ウィキペディア イエス・キリスト ・ウィキペディア パレスチナ ・ウィキペディア 初期キリスト教美術 ・駐日パレスチナ常駐総代表部 <地図表示> 聖誕教会付近 |
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撮影年月:2007年1月
聖誕教会(降誕教会ともいう)はパレスチナのベツレヘム県ベツレヘムに位置するキリスト教の教会です。キリストが生まれたと伝承される洞穴を中心として、その上に立てられている聖堂を、ローマ・カトリック(フランシスコ会)、東方正教会、アルメニア使徒教会が区分所有しています。パレスチナの地は、ユダヤ教徒にとって神から与えられた「約束の地」であり、ユダヤ教から分派したイエスキリストの生誕地であり、更に分派したイスラム教の聖地ともなっています。
従って、歴史的に大変重要な地域ですが、争いも激しい地域であり、聖誕教会を含むベツレヘムの史跡群は、2011年にユネスコに加盟したパレスチナにより、通常の世界遺産の登録のプロセスではなく、「緊急の保護を要する物件」として世界遺産(危機遺産)に申請されました。2012年6月、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された第36回世界遺産委員会において審議が行われ、委員会を構成する21カ国のうち3分の2以上の賛成投票を得ることとなり、世界遺産への登録が認められました。
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