Angkor X
<リンク集>
 ・遺産の概要説明
 ・アンコール衛星写真
 ・ウィキペディア アンコール遺跡
 ・アンコール遺跡パノラマ
 ・アンコール遺跡群写真集
 ・アンコールワット写真集
 ・上智大学アンコール遺跡国際調査団
 ・カンボジアウォッチ
 ・在日カンボディア大使館

<地図表示>
  アンコールワット付近
 
アンコール カンボジア王国 : 登録年 1992年

撮影者:K.Ishikawa 撮影年月:2003年3月
    カンボジアの首都プノンペンから北西へ300キロの樹海の中にアンコール朝の遺跡群があります。その主要な遺跡はアンコール・ワットとアンコール・トムです。アンコール・ワットはクメール語で「寺院のある街」の意味で、12世紀前半に30年の歳月をかけて建立された巨大な建築物群です。この遺跡はヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院と王の神格化を示した寺院であり、建立した太陽王はアンコール・ワットを自然の風景を取り入れて設計されました。周囲の広大な堀は大海原、壁はヒマラヤ連峰、そして、5基の尖塔は神々の住む須弥山に見立てました。9世紀から続いたアンコール朝も1431年頃タイのアユタヤ王朝に屈し、この地は見捨てられました。そして、1860年仏人学者が発見するまで深い熱帯樹林の中で眠りにつきました。20世紀後半の不幸な内戦を経て、今、また平和な時がこの地にあり、多数の観光客が訪れています。