|
<リンク集>
・遺産の概要説明 ・アンコール衛星写真 ・ウィキペディア アンコール遺跡 ・アンコール遺跡パノラマ ・アンコール遺跡群写真集 ・アンコールワット写真集 ・上智大学アンコール遺跡国際調査団 ・カンボジアウォッチ ・在日カンボディア大使館 <地図表示> アンコールワット付近 |
|
カンボジアの首都プノンペンから北西へ300キロの樹海の中にアンコール朝の遺跡群が眠っています。その主要な遺跡のひとつはアンコール・ワット。アンコール・ワットとはクメール語で「寺院のある街」の意味で、12世紀前半に30年の歳月をかけて建立された巨大な建築物群です。この遺跡はヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院と王の神格化を示した寺院であり、建立した太陽王はアンコール・ワットを自然の風景を取り入れて設計しました。周囲の広大な堀は大海原、壁はヒマラヤ連峰、そして、5基の尖塔は神々の住む須弥山に見立てられました。9世紀から続いたアンコール朝も1431年頃タイのアユタヤ王朝に屈し、この地は見捨てられました。そして、1860年仏人学者が発見するまで深い熱帯樹林の中で眠りにつきました。20世紀後半の不幸な内戦を経て、今、また平和な時がこの地にあります。
|
|