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<リンク集>
・遺産の概要説明 ・アブシンベル衛星写真 ・ウィキペディア ヌビア遺跡 ・アブシンベルパノラマ写真 ・フィラエパノラマ写真 ・エジプト観光局 ・在日エジプト大使館 <地図表示> アブシンベル神殿付近 |
エジプト・アラブ共和国 : 登録年 1979年
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エジプト最南部ヌビア地方には古代遺跡群が多数あります。その代表的なものがアブ・シンベル神殿です。紀元前1250年頃、第19王朝3代目のラムセス2世が残した遺跡です。ラムセス2世は22歳で即位し積極的な外征を行いました。ヒッタイトとの戦いに苦戦した後、巨大な建造物を作ることに勢力を費やし始めました。その中の最大の遺跡が、ナイル河畔の一枚岩にから掘り出されたアブ・シンベル神殿です。アブ・シンベル神殿の入り口には、ラムセス2世をかたどった巨像が4体あり、その傍らには最愛の后ネフェルタリの像もあります。また、近くには后のために作られたハトホル神殿もあります。アブ・シンベル神殿は1960年代、アスワン・ハイ・ダムの建設のために水没の機器に瀕したが、ユネスコの支援で現在の場所に移築されました。これが1972年にユネスコにおける「世界遺産条約」締結のきっかけとなりました。ヌビア遺跡にはそのほかにも、「ナイルの真珠」と呼ばれる紀元前4世紀頃のイシス神殿や、カラブジャ神殿など見所が多くあります。 |
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